換気扇を塞いだら洗面所の寒さは和らぎます

こんばんは。

今日は奥さんの意見から気づいた事を
書きたいなと思います。
我が家の奥さんはとても寒がりです。

冬場のお風呂上がり、特にシャワーのみの時の事です。
洗面所(サニタリールーム)が寒い!!と申しておりました。

我が家は洗面所兼脱衣所となっています。
こんな間取りです。

そんな洗面所の寒さ対策に私が行った事を
書いていきたいなと思います。

この記事の結論としましては

洗面所(サニタリールーム)の換気扇を
塞いだら冬場のサニタリールームの寒さを
和らげることが出来ました。

という事です。

塞いだ方法やなぜ塞ぐに至ったかを
書いていきたいと思います。

また、換気扇以外にも寒さ対策は
順次行っていますので
そちらはまた書きたいなと思います。

目次

寒さの原因

寒さの原因は一つではありませんが
一つ目として目をつけたのがこの子です。

そうです。換気扇です。

我が家の洗面所には電気式高気密シャッター付きと言われる
換気扇がついております。

Panasonicさんの商品で
品番はFY-08PDE9DT1です。

今見えているのはカバー部分でカバーを外すと
気密用のシャッターが取り付いています。

左が換気扇OFF状態。
右が換気扇ON状態です。

羽根の様なシャッターがとりついており、
OFFの時には外気が室内に入ってこない様な
構造になっています。

このシャッターの奥には排気用のファンがあり、
その更に奥はパイプで外へとつながっています。
ですのでこのシャッターが室内と室外を遮る砦に
なっています。

ですが冬場このシャッターに手を当ててみると
外気の冷たい風が流入している事が分かりました。

風の強い日は特にわかり易いです。
高気密シャッターといえど完全密閉とは
いかないのでしょうね。

外気が流入している以上室温が下がってしまうのは
当たり前ですよね。。。

洗面室の寒さの原因の一つはこの換気扇からの
外気の流入でした。

洗面所(サニタリー)の換気扇の役割

対策の前にそもそもの換気扇の役割について考えてみました。

私なりの結論は

湿気を室外へ排出するため

です。

洗面所(サニタリー)では洗面、洗濯機、お風呂などの
水を扱う機器が設置されていると思います。

室内干しスペースとして活用されている
パターンもあるのではないでしょうか?
我が家も室内干しは洗面所で行います。

住宅にとって湿気は大敵です。
結露の原因となり、結露が原因でカビが
発生するという悪循環に陥らない為にも
室内で発生した湿気は室外へ排出するのが
望ましいです。

ですので換気扇はどうしても必要な機器という事になります。

浴室換気暖房乾燥機で代用できるか?

我が家は洗面所(サニタリー)の隣には
お風呂があります。

お風呂には浴室乾燥機がついております。
TOTOさんのTYB3111AAです。

我が家ではお風呂あがりに
この浴室乾燥の換気モードを使用する事にしています。
理由は前項でもお話した湿気を室外へ排出するためです。

もしかしたら浴室乾燥機の換気機能を使えば
洗面所の換気扇塞げるのでは?と思い
それぞれ換気機能を比較してみました。

洗面所換気扇:50㎥/h

浴室換気:70㎥/h

との事でした。

取り扱い説明書に記載がありますので
ご自宅の換気扇の説明書を読んで頂ければ
このあたりはすぐ分かるかと思います。

我が家の場合は浴室換気の方が換気能力が高かったです。
換気能力的には洗面所の換気能力は浴室換気でまかなえますね。

結論

私の至った結論は

洗面所の換気扇いらなくない?

です。

湿気を室外に排出したい時は
浴室の換気機能を使えばいいのです。
逆にそれ以外の時は外気に入ってきて欲しくないのです。

そう考えると洗面所の換気扇は不要!という結論に至ります。

注意点としては洗面所の換気扇が24時間換気の換気計画に
含まれていないか?です。

こちらは設計士さんに確認いただければ
教えて頂けると思います。
我が家の場合は含まれておりません。

むしろ、実は設計打ち合わせの時にも
この換気扇なくせませんか?とお願いしたのを覚えています。
理由ははっきり覚えていませんがなくせませんでした。

24時間換気の換気計画に含まれている場合には
止めてしまうと室内の空気の入れ替えに影響が
出てしまいますので注意が必要です。

対策:換気扇をふさぐ

我が家は洗面所の換気扇を塞ぎました。
塞いだといいましても、もしかしたらを
考えて復帰できるようにはしています。

簡単ですが方法をご説明させて頂きます。

カバーと気密シャッターを取り外す

こちらは工具なしで外せます。

換気扇のファンを取り外す

こちらも摘まんで引き抜くだけなので工具はいりません。

換気扇のユニット自体を取り外す

ネジ2本で取り外します。

このユニットが外れたら奥はただのパイプが外に
つながっているだけの状態になります。

この空洞部分を埋めれば良いわけです。

ウレタンでパイプの空洞部分を埋めます。

少しでも断熱性を持たせる為にスプレー式のウレタンを充填しました。

使用したのはこちらです。

このウレタンはスプレー方式でとても使い勝手が良いので
お勧めです。楽天でも販売されています。

ウレタンを充填する際の注意点ですが
そのままパイプに吹き付けてしまうと
換気扇を復活させる時にとても困ると思いますので
こちらを使用しました。

プラバンです。ダイソーで購入しました。

パイプの形に合わせてプラバンを切り
コップのような形にします。

それを先にパイプに入れ込んで
ウレタンを吹き付ければ後で換気扇を復活させる時にも
プラバン毎取り出せば簡単に取り外しが可能になります。

あとは、ウレタンの使用上の注意点をよく読んでから施工してください。
マスクの着用や換気状態を良くしてくださいといった注意点が書いてあります。

ウレタンが乾いたら元に戻して完成です。

ウレタンは乾くのに2~3時間程かかります。

効果

劇的に暖かくなった!
とはいきませんでしたが奥さん的にも
暖かくなった事は実感してもらえたようです。

対策前後で温度計測をしておけば
わかり易くお伝えできたかもしれません。。。
効果が実感してもらえただけで良しにしようと思います。

まだ洗面所には寒さ対策できそうな場所がありますので
その辺はまた書いていきたいなと思います。

今回の記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。

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