ダイワハウスのXEVO Σの坪単価を計算してみました

こんばんは。

今日は坪単価について書きたいと思います。
家を建てるにあたり、大体の目安として知っておきたい事ですよね。

この記事では、ダイワハウスさんのXEVOΣで建てた実例を元に
愛知県で建てた場合の坪単価を公開したいと思います。

この記事をお読みいただくことで

・ダイワハウスさんのXEVOΣの坪単価

・各種オプションの料金(我が家が採用したもの)

・営業さんから伝授頂いた安くするコツ

がお分かり頂けると思います。

先に結論をお伝えさせて頂くと
XEVOΣの坪単価=約102.8万円でした。(愛知県の場合)

営業さんの話によると地域によって同じ仕様でも価格は異なるとの事でした。
オプションと安くするコツについて書こうと思ったのは、

家の打ち合わせってパワーがいるからです。

我が家の場合は毎週1回の打ち合わせを3~4時間、
半年くらいやっていたと思います。

この記事を読んで頂いて、無駄な設計変更やオプションの変更等が
少しでも減らせるお役に立てればと思います。

一回採用したオプションの採用を辞めるって結構メンタルに来ます。。。

目次

坪単価を調べる前に

各メーカーさん毎の坪単価ってなんで気になるんでしょうね。。。
私もめちゃくちゃ気にして調べていました。

それってつまりメーカーさんを資金計画段階で選別したいからだと思うんです。

ただ、私の経験から言うと坪単価を調べる前に

・自分がどういう家を建てたいのか

・家を建てるにあたって何が譲れないのか

を明確にすることの方が優先だと思います。

金額からある程度メーカーさんを選別するのも1つの手段だと
思いますが絞り込んだメーカーさんが理想のお家を建ててくれるかは
分からないからです。

私自身もそうでした。
私はダイワハウスさんでお家を建ててもらいましたが、
ダイワハウスさんはお高いとのネット情報から
見学すらしていませんでした。

ダイワハウスさんの展示場を見に行ったのも正直時間が余ったからです。

ですが建築をお願いしたのはダイワハウスさんです。

それはダイワハウスさんが土地探しも含めて私達の住みたい家を
叶えてくれると思ったからです。

ですので金額の話は一旦置いておいて、
自分たちの建てたい家を建ててくれるメーカーさんを探すのが良いと思います。

金額はその次かなと個人的には思っています。

我が家の坪単価

それでは我が家の坪単価のお話をさせて頂きたいと思います。
最終的な見積もりを載せます。

値引きや登記費用、外構、基礎補強の費用は一切含んでいません。
単純な建物に掛かった費用と思って頂ければ良いです。

我が家は112.52㎥(34坪)なので102.8万円となります。

単純に坪単価102万円だけ聞くと高っ!ってなりますよね。
全て標準でオプション追加なしであればもっと安かったかもしれませんね。

採用したオプションは次項にてご説明させて頂きます。

採用したオプションとその料金

お値段の高い順に書いていこうと思います。
併せて採用の理由とおすすめ度を5段階評価で
書いていきますのでご参考になればと思います。

太陽光&蓄電池&エネファーム

これはオプションと言って良いのかわかりませんが、
価格的には一番高かったです。

お値段:185万円です。おすすめ度:3

太陽光は5.1kw。蓄電池は5.5kwです。

採用の理由はやはり災害時を考えてです。
オール電化が主流かもしれませんがライフラインを1つに
まとめることのリスクを考えてというのもあります。

あとは少しでも自給出来るようにです。
1年経過を見てみての実感ですが
今となっては太陽光8kw。蓄電池10kw程度の容量があっても
良かったなと思っています。

夏場、冬場は容量不足を感じます。
夜間の電力を賄うには5.5kwは容量不足ですね。。。

スケルトン階段

色々な呼び方はあると思いますが2つ目は階段です。

この階段です。
色々なメーカーさんの階段があると思いますが
型式認定の絡みで指定のものを使わざるおえなかったです。

他メーカーさんの階段を使用できるかは各メーカーさんへ一度確認をおススメします。

お値段:94.7万円です。おすすめ度:3

キッチン&レンジフード

お値段(標準との差額):22.2万円です。おすすめ度:5

レンジフードとコンロをグレードアップしました。
理由はコンロを使用したら自動的にレンジフードに稼働して欲しかったからです。

少し手も家事を楽にしたいとの思いからです。
毎回コンロを使う度にレンジフードのスイッチ操作って面倒ですし。。。

面倒な物ってそのうち使わなくなります。
最近のLDKが一体の間取りでは臭いも残りやすいですしね。

必要な時に必要なだけ必要な時間自動で稼働してくれるので
とても便利です。

リビングのドアをハイドアに変更

お値段:11.3万円です。おすすめ度:2

こちらのドアです。
リビングのドアは天井までの高さのちょっといいやつという事で
このドアになりました。

標準のドアは2.4mの高さになりますので
2.7mの天井高のフロアではオプションとなってしまいます。

見た目は良いのですがそれ以外の仕事は特にしません。
ですので優先度は低いかなと思います。

アドバンスリンクスイッチ

お値段:10万円です。おすすめ度:5

照明操作をスマートスピーカーと連携して声で操作する為に
変更しました。

本当におすすめです。

声だけで操作が出来るって思っている以上に便利でした。

荷物を持っていても、手が汚れていても、暗くても照明操作が可能です。
小さいお子さんがいる家庭では特に重宝すると思います。

玄関ドア電気錠の追加

お値段:8.9万円です。おすすめ度:5

タッチキーについては別の記事でも書いていますが
荷物を持っている時や雨の日のわずらわしさを軽減したくてです。
あとは玄関ドアの見た目もすっきりします。

床タイル追加

お値段:8.9万円です。おすすめ度:3

キッチン部分をグレーのタイルにしました。
タイルと言ってもタイル調です。
採用の理由は特にありません。見た目の問題です。

トイレアラウーノ

お値段(標準との差額):7.8万円です。おすすめ度:4

採用の理由はお客様も使う可能性があるのでという事です。
ですので変更したのは1階のみです。

使用してからの気づきですが毎回泡を出して流してくれるので
汚れにくく掃除のスパンが標準のトイレより長くなりました。

家事にかかる時間を短く出来るというのメリットだと思います。

お風呂のドアを折れ戸から開き戸に変更

お値段(標準との差額):5.7万円です。おすすめ度:4

採用の理由は折れ戸は掃除が大変だからです。

アパートの時は折れ戸だったのですが、折れる部分に溜まった埃の掃除が
思ったより大変で時間がかかるものでした。

掃除時間を短くする為にも採用しました。

高いですが向こう30年の掃除時間を考えたら有だと思います。
見た目もすっきりして良くなりますし。

床材変更

お値段(標準との差額):4.6万円です。おすすめ度:4

採用の理由はメンテナンスコストを考えてです。

無垢床はオシャレですがメンテナンスが必要になります。高いですし。

メンテナンスフリーで無垢床のようなクオリティの床材を
探しに探してこの床材に辿り着きました。

ダイケンさんのトリニティーという商品です。

フローリングの幅を幅広で継ぎ目の彫りも深くて無垢床とまではいきませんが
とてもクオリティーは高いと思います。

キッチンの水栓をタッチレスに変更

お値段(標準との差額):3.8万円です。おすすめ度:5

採用の理由は手洗いの時のわずらわしさを軽減する為です。

・レバー操作って自分の思った水量にならずにモヤっとする事ありませんか?

・レバーを操作した時に温度設定がズレてモヤっとする事ありませんか?

・料理の途中で手を洗うとき、汚れた手でレバー触るとレバーの掃除が必要ですよね?

という問題はタッチレスにする事で解決です。

玄関床を大理石調に変更

お値段(標準との差額):3.1万円です。おすすめ度:2

採用の理由は特にありません。見た目上の変更です。

リビングのドアと同じで、
見た目は良いのですがそれ以外の仕事は特にしません。
ですので優先度は低いかなと思います。

風呂フタフックを3点止めに変更

お値段:0.8万円です。おすすめ度:2

採用の理由は風呂フタのお掃除回数低減の為です。

標準は上部だけの1点止めとなります。(倒れ止め)
そうなると風呂フタの下の支えは浴槽上に直置きという事になります。

この風呂フタと浴槽の設置部分が乾きにくいとの事でカビが生えやすいとの事でした。
先輩からの教えです。

ですが、建ててから思うのです。風呂フタってあまり使わないなと。。。
我が家は今のところ出番はありません。

もはや風呂フタ自体なくても良かったなと思います。

エクストラ断熱&第1種換気に変更

お値段:不明です。おすすめ度:5

こちらは計画の最初から組み込んで頂いていたので正確な金額が不明です。

採用の理由ですが、

・断熱性能の向上は建ててからでは難しい。

・家の中を負圧にしたくない。(花粉や埃を室内に吸い込む力が働く)

・取り込んだ空気にかけるエネルギーは少ない方が良い。(熱交換)

・取り込む空気はフィルターを通してほしい。

からです。

効果の程を数値的に説明したいのですが、比較対象がないので数値では難しいです。。。

営業さんから伝授頂いた安くするコツ

家の形を凸凹させないこと

シンプルに総2階建ての方が安くなるそうです。
あまりに凸凹させると施工の手間や基礎の形が複雑になるからだそうです。

半モジュールの間取りにしないこと

メーカーさんによって尺モジュール、メータモジュールの違いは
ありますが半モジュールというのは図面でいう1マスの半分の寸法の事です。
ご参考までに写真を貼りますね。

半モジュール用の建材、部材は1モジュール用と同等、場合によっては
半モジュール用の方が高い事もあるそうです。

ですので価格の面からは半モジュール多用は避けた方が良いそうです。

建材メーカーさんを統一すること

キッチン、トイレ、水栓等の建材メーカーさんを1つのメーカーさんに
統一する事で価格が抑えられるとの事です。

大量仕入れの分値引きが効くという事だと思います。
大型の分譲地では建売物件の建築に合わせて同じ時期に注文して
価格を抑えるという手もあるそうです。

営業さんに相談ですね。

窓は引き違い窓にする

単純に価格を抑えるだけなら窓は全て引き違い窓にするのが
一番安くなるそうです。

理由は単純に一番売れる分お値段を抑えてあるそうです。
確かに引き違い窓は他の縦滑りやFIXに比べて安かったです。

ただ、個人的には気密性の観点から引き違い窓は最小限の採用に
するべきと考えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
愛知県でダイワハウスさんのXEVOΣを建築すると
坪単価102.8万円ということになりました。

ですが途中でも書きました様に坪単価よりもこだわるべきは

「自分たちの住みたい家を建ててくれるか」

だと思います。

少しでも皆様のご参考になればと思います。

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