こんにちは。マイホームに採用するフローリングって種類が多すぎて何を選べば良いかすごく迷いませんか?
- 色味
- 質感
- メンテナンス性
- 耐久性
- テイスト
- 価格
色んな要素が絡みあって悩んでしまいますよね。
我が家もパナソニックさん、ダイケンさん、リクシルさん、朝日ウッドテックさん、色んなメーカーさんを候補に上げました。今回はそんなフローリングについて皆さんと情報を共有出来たらなと思います。
今回の結論ですが、
私はダイケンさんのトリニティをおすすめします
コスパも良くシートフローリングではありますが、とても雰囲気が良いフローリングです。
今回の記事は、
- トリニティの使用感を知りたい方
- トリニティのおすすめポイントを知りたい方
- 傷ついた時の補修可否について知りたい方
得られる事は以下の通りです。
- トリニティフロアの魅力を知る事で家づくりのコストダウンに役立てる事ができます
- シートフロア採用時の工夫点を知ることでコストダウンしつつオシャレな雰囲気を演出できます
- シートが剥がれた時の補修クオリティを知ることでシートに対する不安点を取り除けます
トリニティ推し全開ですが、本当に良いフローリングだと思います。
それではよろしくお願いいたします。
フローリングの種類について
フローリングには無垢、突き板、挽き板、シートの4種類のフローリングがあります。
細かくはクッションフロアやタイル等も含まれますがここではリビングを想定して一般的なフローリングでお話しさせて頂きます。
各フローリングについて軽くご説明させて頂きます。
無垢のフローリング
高級品ですね。合板等は使用せずに木材ありのままを切り出してフローリングとして加工したものです。
代表的な物はスギ、ヒノキ、オーク、パイン材などがありますね。
メリット
- 木の温もりが感じられる
- 調湿効果を持たせられる
- 色合いの変化を楽しめる
デメリット
- 膨張、収縮、反りのリスクがある
- メンテナンスが必要(ワックス等)
- 高コスト
- 水分に弱い
- 床暖房採用の場合は可否の検討が必要
参考商品:ピノアース:37400円/㎡
と言った感じでしょうか。
突き板、挽き板のフローリング
こちらは合板の上に木材を張り付けた商品です。突き板は合板の上に0.3mm程の薄くスライスした木材を。挽き板は合板の上に2mm程の木材を貼り合わせてフローリングとしています。
※木材の厚みはメーカーさんによって若干異なったりします。
メリット
- 無垢材よりは安価で本物の木の風合い
- 膨張、収縮、反りのリスクが少ない
- 色合いの変化が楽しめる
デメリット
- メンテナンスが必要(ワックス等)
- 色合いの変化が好みとは限らない
参考商品:ライブナチュラルプレミアム:30310円/㎡
メリット
- 膨張、収縮、反りのリスクが少ない
- 挽き板に比べ低コスト
デメリット
- 傷を放置するとそこから木材が剥がれていくので補修が必要
- 木材が薄いので木本来の風合いの変化等は楽しみにくい
参考商品:アーキスペックフロア:11666円/㎡
シート材のフローリング
メリット
- 価格が安価である
- ワックスがけ不要
デメリット
- シートなので同じ木目の部分が出来てしまう
- シートが剥がれると合板が見えてしまう(修理が必要)
参考商品:ハピアフロア:10430円/㎡
一般的に言われている各フローリングのメリットデメリットはこんな感じではないかと思います。
参考商品として載せさせていただいた商品の価格はメーカーさんのホームページでの価格になりますので実際に採用する時は3割~4割引きの価格で採用できるかと思います。
我が家の選択:トリニティフロア
正直シートフローリングを採用するならトリニティ1択と今でも思っています。まずはトリニティフロアの価格からご紹介させて頂きます。
トリニティフロア:13600円/㎡
です。
シートフロアの中では価格は高めの商品となります。ですがそれ以上に魅力のある商品だと思いますのでその魅力を書いていきたいと思います。
推しポイント①:細部の処理が繊細
トリニティは細部の角までシートが巻かれています。ここが他のシートフロアと大きく違う点かと思います。
画像でご確認頂くのがわかりやすいと思いますのでご覧ください。大建工業さんのHPより引用させて頂きます。
大建工業さんのHPより引用させて頂きました
フローリング・床材 トリニティ|DAIKEN-大建工業
高級感というか雰囲気が良くないですか?神は細部に宿るといいますが細部まで考え抜かれたデザインだなと思います。通常この角部はトリニティの様に立体的になっておらず平に処理されています。
角まで巻き込んでシートを貼っているだけあって通常のフローリングと並べてみると差は歴然です。
どうでしょう?角部が立体的になっているだけで高級感が出ませんか?実物を見てみるとよりわかり易いのでお近くにショールームがある方は是非実物を見に行って頂きたいです。
推しポイント②幅広のデザイン
トリニティの横幅は17.8センチです。この幅広タイプのフローリングってなかなか見つからないんです。
- アーキスペック(パナソニックさん):30.3センチ
- ハピアフロア(ダイケンさん):30.3センチ
- ラシッサフロア(リクシルさん):30.3センチ
と30.3センチ幅が多かったんです。ですがこの30.3センチというのは下の画像をご覧ください。
板の幅としては2枚で1セットになりますので実質の幅は15.15センチとなります。
幅広タイプにした理由は
雰囲気が良くなるから!!
です。
我が家は1階はトリニティフロア。2階はハピアフロアを採用しています。フローリングの幅による雰囲気の違いは画像をご覧頂ければ分かりやすいと思いますのでご確認頂ければと思います。
横幅が広い方が雰囲気が良くなりますよね。
推しポイント③コスパが良い
我が家のトリニティフロアの施工範囲は㎡にすると約26㎡です。そしてトリニティフロアの施工金額は208400円です。この価格を㎡当たりにすると8015円/㎡となります。
契約するハウスメーカーさんにもよると思いますが私的にはこの価格を聞いて
なんてコスパの良いフローリングなんだ!
と感激したのを覚えています。
私自身も最初はシートフロア否定派でしたが実際にショールームまで足を運んで実物を見ましたし、本当に本物の木と遜色なく高級感もあり、そしてこの価格!!という事でトリニティフロアを採用しました。
シートフロアの工夫ポイント①乱張り
シートのフローリングはプリントですのでどうしても同じ木目の部分が出来てしまいます。
そこで我が家ではフローリングの張り方を工夫しました。
張り方を乱張りにする
です。
乱張りとはフローリングの継ぎ目がランダムになるように配置する方法です。
この様に継ぎ目が一直線にならないように張って頂きました。この画像の中にも同じ木目のシートがありますがどうでしょう?気にならないですよね!
他にもフローリングの張り方には定尺張り、ヘリンボーン、市松等色々な張り方があります。我が家で考察した結果、一番シート感が出ないであろうとたどり着いた結論です。
理由はフローリングの継ぎ目がズレて張られるのでシートの木目には目が行かないだろうと思ったからです。
トリニティは特に角部の掘りが深いので継ぎ目が目立ちます。そちらに目を向けてシートの木目はうやむやにしてしまおうという作戦です。
マジシャンがマジックの種には目を向けさせず他のことに視線を誘導するミスディレクション的な感じですかね!
採用してみての感想
なに一つ後悔していません!
というのが正直な感想です。雰囲気も良いですし、推しポイントで書かせて頂いた幅広も角部の処理もとても満足しています。ただ実際に採用してみて一番驚いた事があります。
足ざわりがとても良い
という事です。これは本当にびっくりしました。本物の木の上を歩いているかのような質感でした。そして夏場汗ばんだ足で歩いても全く気持ち悪さがないんです。これは採用してみて一番驚いた点です。
補修について
我が家では一度カッターナイフにより床のシート材をはがしてしまった事があります。シート材なのでもう修復はできないものかと当時相当にショックを受けましたが、補修屋さんに依頼しましたらそれはもうキレイに治りました。
シートフローリングだからといって補修出来ないわけではないんですね!
実際に補修して頂いた部分の写真がこちらになります。
どうでしょう?補修跡は全く目立ちませんよね。お金はかかってしまいますが
シート=剥がれたら終わりではありません
しっかりキレイに直ります。
まとめ
今回はトリニティフロアについて書かせて頂きました。まとめると
- 細部の処理が繊細:角部までシートを巻いているので高級感があり、角部の立体感がデザイン性を上げている
- 幅広のデザイン:17.8センチの幅広デザインだけでオシャレ感を演出できる
- コスパが良い:ハウスメーカーさんにもよるが見積だけでも一見の価値あり
他のポイントとしましては
- 乱張りにする事でシート感は消せる:フローリングの張り方でまったくシート感は気になりません
- シートが剥がれても補修可能:まるでなかったかの様にキレイに直せます
となります。
フローリングはマイホームの印象を決める重要な要素になると思います。我が家のフローリング 選びが少しでも参考になれば幸いです。
コメント